ライフプラン計画表

ライフプラン計画表とは、ワークシート〈私の人生設計〉で分野ごとに作り上げたライフプランについて、経済的裏付けを与えるための確認・管理表です。目に見える形で残しておくことが、確実な実践へと繋がります。ライフプランは、毎年1度は見直してみましょう。見直すことによりタイムリーで実践可能なものとなります。

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ライフステージと収支のイメージ


家族構成別・年代別生活課題と重要テーマ


●夫婦・子どもありの家庭では・・
年代 生活課題と重要テーマ
30歳代 ・結婚、出産・育児、住宅購入、子どもの教育といったライフイベントがあり、それぞれに資金が必要です。
・老後資金についても、ある程度念頭に置きながら資金準備を始める必要があります。
・現在の生活を充分にエンジョイしながら、一方で総合的なライフプランを考え、収入とのバランスを上手にとりながら支出を管理していく、いわば「豊かな生活のための一工夫」を行うことが大切です。
40歳代 ・子どもが中学・高校・大学に進学し、家計の中で教育費の負担が重くなる時期です。
・住宅を購入した人は、住宅ローンの返済による負担も感じられる時期です。
・親の病気や介護の問題も発生すると同時に、自分自身の老後資金についても、ある程度視野に入れる必要があります。
・現在の生活を充分にエンジョイしながら、定年後までの長期的なライフイベントを考え、収入とのバランスを上手にとりながら支出を管理していく工夫が望まれます。
50歳代 ・子どもの教育費の負担が減り、また、住宅ローンの支払いがそろそろ終了する人も多く、これから老後資金作りのラストスパート、ということになります。
・親の介護や相続の問題も避けて通れません。介護が必要になる場合等を想定し、親や兄弟姉妹とあらかじめ相談しておくことも重要です。
・60歳以降の働き方や退職後の老後生活の拠点といった生活のビジョンを明確にしていき、それを具体化するための家庭経済の設計が必要になってきます。
60歳代以降 ・収入は限られるため、支出の見直しは必須です。
・毎月の日常生活費については、できるだけ年金収入を中心に対応し、貯蓄の取り崩しを抑えるようにしましょう。
・医療費など緊急予備資金の手当ても必要です。

●シングルでは・・
年代 生活課題と重要テーマ
現役 ・突然のケガや病気により働けなくなり収入源が絶たれた場合を想定して、貯蓄や保険などで生活を維持するための準備が必要です。
退職後 ・自分が老後を迎えた時、頼りになるのは自分一人です。したがって、例えば介護が必要になった場合や入院した場合など、介護ヘルパー代や付添いが必要になるため、加齢とともに起こるさまざまな問題に対して、解決策を立て資金準備を考える必要があります。

●夫婦のみ家庭では・・
年代 生活課題と重要テーマ
現役 ・費用面で教育費等の負担が少ない分、金銭面で余裕があるでしょう。生活レベルもかなり上の生活が可能ですが、退職後のことを踏まえ、資金準備を計画的に行いましょう。また、シングルと同じように、自分が働けなくなった場合を想定して、「いざ」という時に困らないようにしておきましょう。
退職後 ・子どもに頼るということができませんので、介護が必要となった場合などを想定して、民間の介護保険に加入したり、老人ホームに入るための資金を考え、それに対応できる十分な資金を確保しておきましょう。配偶者が亡くなった時の法定相続人に注意が必要です。