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Q&A(ライフプラン全般)
生きがいについて 家庭経済について ライフプラン計画表について
資産管理について 健康づくりについて その他について
Q1:
ライフプランとは何ですか?
 

地方公務員等ライフプラン協会では、『生涯にわたって充実した生活を送るための人生設計』を“ライフプラン”と呼んでいます。その人個人だけでなく、家族を含めた生活設計といえます。
私たちは、「マイホームを実現したい」、「日常的に趣味・スポーツを楽しみたい」、「退職後、海外に長期滞在してみたい」など、様々な夢や希望を持っています。ライフプランとは、自分や家族に関する将来の夢や希望を明確にしたうえで、その実現のために作成する総合的な計画のことです。


Q2:
ライフプランが必要となった背景は何ですか?

ライフプランが必要になった背景には、主に「高齢化、少子化の進行」、「人生の長期化」、「ライフスタイル、ライフサイクルの変化」の3つの要因があるといわれています。
「少子・高齢化」によって、高齢者が増え、若年層が減る人口構成は、公的年金制度に大きな影響を与えています。少子化の進展は制度を支える人の減少となり、高齢化の進行は受給者の増加を意味します。また、「人生の長期化」によって、年金受給期間が長期化します。
これらに対応するため、国では、公的年金制度の改正を行ってきましたが、平成16(2004)年10月から、〈マクロ経済スライド〉(賃金や物価の変動だけで年金額を改定するのではなく、年金の給付水準の伸びに現役世代の保険料負担能力の動きが反映されるよう、公的年金の被保険者数の減少率や平均余命の延びを年金額に反映させる仕組み)が導入されました。今後、マクロ経済スライドによる調整により、年金の実質的価値は、減少する方向にあります。


また、ライフスタイルの変化の中で大きいものは、未婚化、晩婚化、シングルライフの増加と女性の社会進出です。ライフスタイルが多様になり、ライフサイクルは少しずつ後送りになっています。「標準的な生活」がなくなったことから、その人その人にあったライフプランの設計が、必要不可欠になっています。


Q3:
ライフプランはどういう手順で作成したらよいですか?

(1)
現状を分析する

ライフプランは、個人の人生観や価値観に基づくものであり、将来は現在の延長線上にあることから、自分の現状を無視したものであっては、出来あがったライフプランがどんなに立派なものであっても意味がありません。 まず、現在の自分の状況を知りましょう。ライフプランを構成する5つの分野「自分時間」、「家族」、「仕事」、「健康づくり」、「家庭経済」について、自分自身を見つめ直し、現状分析することによって、将来の目標を立てることができます。
 現状分析の手法としては、当協会の発行している年代別(30歳代、40歳代、50歳代)ガイドブック「分野別の現状分析チェックリスト」「1週間の行動記録」などがあります。

(2)
ライフプランを作成する

「分野別の現状分析チェックリスト」「1週間の行動記録」などの結果を参考にして、ワークシート<私の人生設計>を作成します。
次に、ワークシートに記入した5つの分野の計画を、相互の関連を考慮しながら、ライフプラン計画表に記入します。また、家庭経済については、「わが家の経済状況」、「現在の資産状況」、給与・退職手当・退職共済年金の見通し、今後の主な出費の予測などに基づいて将来収支を試算し、各計画の経済的な裏付けを与えます。

(3)
ライフプランを実践する

計画はあくまで計画であり、実践を伴わなければ意味がありません。必ず実行に移しましょう。

(4)
ライフプランを検証する

ライフプランは、1度作ってしまえばそれで終わりというものではありません。自分や家族に生じた変化や社会情勢の変化に合わせて修正する必要があります。できれば、1年に1度は見直してください。


Q4:
ライフプランの3要素は何ですか?

ライフプランには、「生きがい(仕事・家族・自分時間)」「健康づくり」「家庭経済」の3つの要素があります。
 私たちを取り巻く社会経済環境は、予想以上の少子・高齢化の進行や高度情報化社会の実現など、大きく変化してきています。また、人生80年時代を迎えた今、退職後にはそれまでの労働時間に匹敵する自由な時間を持てるようになります。あなたの人生を、現役時代から生涯にわたって有意義で充実したものにするために、「生きがい(仕事・家族・自分時間)」「健康づくり」「家庭経済」の3要素をバランス良く計画し、実践していくことが大切です。


Q5:
ライフプラン策定の効果は何ですか?

1点目は、「自立へのステップとなる」ということです。
 社会保障制度の見直しや流動化が進む雇用形態は、個人に対して自己責任や自助努力を強く求めるようになりつつあります。一方で、ライフサイクルやライフスタイルの多様化により、従来、ライフプランの前提となっていた「標準的な生活」がなくなりつつあります。その中で、個人が多様な選択肢から自分の人生を選び取っていくためには、ライフプランの設計が役に立つでしょう。そして、ライフプランを立て、家族や自らのライフスタイルを確立することは、経済面、生活面さらには精神的な面での自立につながります。
 2点目は、「ライフステージの変化に的確に対応できる」ということです。 雇用環境、家計収支、離婚の増加や子どもの不登校などの家族問題どれをとっても、最近の社会環境の変化は将来の不透明感を漂わせています。ライフプランとは、現在の生活を充実させるとともに将来の生活を予測して計画するものです。ライフプランを立てることによって漠然とした将来の変化や不安が具体的に明らかになり、これへの対策や備えが可能となります。また、将来へ向けて積極的な人生を自ら切り拓き、これからの人生の様々な段階(ライフステージ)に対しても的確に対応することをも可能になるでしょう。